漢方という言葉を知らない方はいらっしゃらないと思います。
でも、その漢方について…みなさんのイメージはどうでしょう?

  1. 古臭い。
  2. なんか効く根拠がわからない薬。
  3. 民間療法でしょ?みたいな感じ。
  4. ずっと飲まないと効果がない。

こんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このページでは、そんな漢方薬についてのアレコレをお話しさせていただきます。

今回は、まず古臭いについて。

古臭いにも関わらず、現在も使用されている…それはつまり、 それだけの歴史を生き抜いてきた方法だということです。
2000年ほども前に中国で発祥した医学が、日本に伝わって日本の風土に合わせて発展し続け、西洋医学の蘭方医学、つまり蘭方とわざわざ区別して呼ばれる様になったのが漢方医学、つまり漢方である訳です。

そして江戸時代には多くの名医が活躍し、研鑽を重ね、漢方医学を発展させて来ました。

世界初の全身麻酔手術が、実は日本の漢方医によるものだったりするんですよ。
そして昨今の新型コロナウィルス感染症では、後遺症まで含めた有効な治療法として、漢方薬が脚光を浴びています。

世界の医学の最先端を走り、今なお活用されている漢方。
古臭いですか?